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かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 10:30:14
*.spmode.ne.jp

石巻市中央2丁目アイトピア商店街
かめ七呉服店

ご主人様の秘蔵の蔵書と、ブルースカイプロジェクトiPad
最新アイテムと歴史が刻まれた紙媒体の雑誌、ふたつのツールが力を合わせています。
震災からの復興とさらなる発展を目指し、人々の集いの場として開かれたインターネットカフェ《comiかめ》が、かめ七呉服店店内の一角にオープンしました。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/12 (Thu) 21:52:46
*.uqwimax.jp

http://ishinomaki311-2.bbs.fc2.com/

かめ七オープニングセレモニー
スレッドの続きは、石巻市復興を考える市民の会2に投稿します。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/12 (Thu) 13:41:27
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日本雑誌協会と毎日新聞から
インターネット上のWeb新聞を印刷した「希望新聞」が届きました。

最先端デバイスに注目する市民の会ですが、プリミティブで血の通ったアナログの「紙媒体」だけが持つ、パワフルな説得力を軽視することはありません。

新聞を手に取り、厚みを確かめ、紙とインクの香りを体に吸い込む。
癒やしの写真と美しい文面。改めて、印刷物・紙媒体だけが持つ、心へ訴える力強さを再認識致しました。

届きました「希望新聞」は、
湊分館を中心として、被災者の皆さまへ直接
「手渡し」いたします。

ありがとうございました。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 藤田利彦&ク~たん

2012/04/12 (Thu) 13:16:14
*.uqwimax.jp

阪東 宗文 様

有難うございました。
ーーーーーーーーーー
昨年の巨大地震と津波によって、東北は廃墟と化した感がありました。かめ七さんの位置するアイトピア商店街も、例外ではありませんでした。当時、被災者は「茫然」としていたのでした。そんな中、この「かめ七」さんは、早期に復旧し、携帯電話の無償充電サービスを提供し、インタネットの無償利用を行うなど、すでに「逆ボランティア」として尽力されておりました。

大久保常務の調査から判明したのですが、私は昨年の4月16日に、この「かめ七」を訪問したのだそうです。当時、私は「日本茶」を飲むことのできない環境にあり、かめ七の女将さんがいれて下さる日本茶を楽しみながら、「この先の復旧を、どうすればよいものか?」思案していたのです。

観察していると、被災者が次々にかめ七を訪れます。そして、お茶をごちそうになり、悩みを打ち明け、気が楽になり帰宅する。ボランティアたちでさえ、胸の苦しみをかめ七さんに告白し、救われている。


そのような現場を目撃してきました。このかめ七さんを「地域の、メンタルヘルスケア・センターにしなければいけない」と直感したわけです。あの当時の石巻は、結局「誰にすがれば救われるのか?」分からなかったからです。しかし、様々な団体に相談しても「藤田さん、支援は公的な場所、公的な集会所、公的な性格を有する団体でなければできません」と拒否され続けました。つまり「市役所」のような団体、施設であれば支援はするが、「民間」が対象では「不可能」という趣旨なのです。

私は「ナンセンス」だと思いました。そして日本人というのは、つくづく「役所が大好き」で、官尊民卑の体質が色濃く残存しているのだな、と失望したものです。例えば「ピアノ」を無償提供するというprojectがありました。私は、かめ七さんが最適だと判断したのです。連日「大盛況」で、音楽コンサートも頻繁に開催されており(加藤登紀子さんまで来店しコンサートをしております)、被災者はおろか、ボランティアさん、県外からくる各種の視察団まで連日、来店する、このかめ七さんにこそ、ピアノが配置されるべきだからです。もしも、そのprojectの担当者が、私の言わんとすることを理解できていたならば、今頃グランドピアノが設置され、加藤登紀子さんの「100万本の薔薇」を奏でたことでしょう。しかし、現実はといえば「学校のような公的な場所が最適であって、民間施設、まして【個人の店舗】のようなところは、好ましいとは思わない」という意味の断りがありました。

ナンセンスだと思います。学校にグランドピアノを寄贈したからといって、それが「有効活用」されることにはならないことを、誰よりも私は知っています。また「市役所」のような施設に設置したとて、普段は「施錠」されて、市民が自由気ままに演奏できるような環境に置かれるとも限らない。そもそも、グランドピアノの設置は「民間施設」よりも、「公的機関の方が、より好ましい」という発想こそ「陳腐」と言わざるを得ません。

地域から愛され、様々な人があつまり、女将さんのお茶を飲み、愚痴をこぼす。このような「駆け込み寺」にこそ、グランドピアノを設置するべきだったのです。お茶を飲み、菓子を食べ、ピアノを弾いて大いに歌を唄い、憂さを晴らす。


ーーーーーーーーー
偶然JENの紹介で、日本雑誌協会さんと出会うことができました。iPadの導入を知った瞬間に、「これだっ!」と閃いたのです。私は「黄金浜地域だけ」が幸福になれば良い、と考えたことは「一度も」ないのです。かめ七さんに集う、「迷える子羊」たちのためには、絶対にiPad導入が必要だと判断したのです。ネット環境に苦しみ、満足に情報を採取することができない被災者が、安心して気軽に利用できる環境を提供してくださるのは、かめ七さんである、と確信していたからです。

幸いなことに、大久保常務をはじめとして日本雑誌協会様は、私からの提案を重視してくださり、iPadを「民間」にも導入するという決断を下したわけです。かめ七の社長と女将さんの「人柄」を熟知した者であれば、あの場所にiPadを導入し、お茶を提供し、「壊れたコミュニティの再生を目的とした、喋り場」を構築することは、広く石巻を再生し、被災者の心のケアに直結することを、確信していたのです。


予想外のハプニングとしては、社長が2千冊もの蔵書をしていたということでした。当初、女将さんは「藤田さん、社長のガラクタ、BOOK OFFしてきてくれる?」と、本当に迷惑顔で嘆いたことを、昨日のように覚えております。しかし、調べるとアンアン、ノンノなどの創刊号をはじめ、沢山の貴重なバックナンバーが残存していることを知り、「これだっ!」」と再度、直感したのでした。最先端デバイスであるiPadを設置するとともに、敢えて「1970年代」の古い雑誌も「博物館」的に提供する。私の頭のなかでは、現在の「コミかめ」の具体的Visionは、明確でした。だいたい、私の思い描いていたコミュニティCafeと「同じ」ものに仕上がりました。


ーーーーー
有難うございました。多くの団体が、私の主張、Visionを理解できないなか、唯一、日本雑誌協会様だけが、私の提案に理解をしめし、実現にこぎつけました。みな様の手厚い支援、友情が欠けておれば、今日の「コミかめ」はありませんでした。今後、一層の告知をおこない、石巻の中学生、高校生も集える「知的」空間の構築を目指してゆきたいと思います。


みな様に深く感謝しております。


石巻市復興を考える市民の会
代表 藤田利彦

Re: かめ七オープニングセレモニー - 阪東 宗文Mail

2012/04/12 (Thu) 09:56:14
*.vectant.ne.jp

藤田さん

当日の模様見せていただきました。発信の趣旨も今わかりました。大変ですがこれからもがんばってください。
かげながら そして 微力ながら 雑誌協会の一員として
応援いたします

有り難うございました

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/10 (Tue) 14:35:30
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個人で、黄金浜地域住民の「命をつなぐ」ボランティア活動を開始していた、いち被災者でもあり、市民の会代表でもある藤田氏が、JENを通じて、日本雑誌協会デジタルコンテンツ推進委員会とコンタクトを取り、iPadのデジタル雑誌で癒しを届ける
「ブルースカイプロジェクト」
から黄金浜会館でiPadの管理運営を一任されました。

藤田氏は、日本雑誌協会のご支援を頂き、iPadをかめ七や再生した集会所へも供給する橋渡しをし、かめカフェ構想の礎を固めました。

comiかめ設立にお力をお貸しくださった日本雑誌協会さまはじめ、多くの団体の皆さま、被災地を長いスパンでご支援くださるボランティア団体さまへ、東日本大震災の被災者として当地で活動を続ける市民の会から、深く感謝いたします。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/10 (Tue) 14:00:34
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最新のデバイスで現代の情報を。
愛蔵の雑誌で時代の息吹きにふれる。

一見ミスマッチな組み合わせですが、そこは今までにない「新しい文化の芽生えを誘発するユニークな空間」に育っていく可能性を秘めています。

石巻を訪れるボランティアさんや地元の方々が、
かめ七呉服店ご夫婦の「お人柄に出会い」
ネットで「世界とつながり」
タッチパッドのなめらかな動きに歓声を上げ
懐かしい書物のインクの香りに酔いつつ、ページを捲る指先の紙の感触を愉しむ。
そして、歴史上最大級の災害の「現実を識る」


黄金浜会館や湊分館で、映画上映を夢見た時と同じように、かめ七呉服店に、寛ぎと癒やしを超えた新しい価値を創造できる文化的可能性を見いだしていた、市民の会代表・藤田氏。
震災の混乱期既に、芸術家の作品発表の場としても利用できないか、心に傷を負った人々が互いの痛みを共有するセルフセラピーとしても活用できないか、息抜きの場がないボランティアさんの休息場所にできないか、多元的ネットカフェ構想の模索を続けてきました。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/10 (Tue) 12:46:06
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4月10日 石巻かほく朝刊一面に
《コミュニティーかめ》オープンの記事が掲載されました。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 20:45:11
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コミかめオープニングが、石巻日日新聞夕刊に掲載されました。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 19:05:33
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http://www.youtube.com/watch?v=aWx_lqFOSEU&feature=youtube_gdata

日本雑誌協会デジタルコンテンツ推進委員会さまはじめ、皆さま方のショートメッセージ。(順不同)
震災の地への温かいお気遣い、または、被災で苦しむ人々の心の復興を最新のコンテンツでお手伝いを、と活動される方々です。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 12:08:03
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一年が経過し、様々な方々のお力が結集し、夢がかなう日が来ました。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 11:50:44
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震災直後、自転車で「瓦礫の道」をかき分け、かめ七呉服店へパソコンを使いに通った、市民の会代表・藤田氏と、感慨深く当時を語るかめ七呉服店女将様。

代表いわく、総て破壊された街で、災害の状況把握と救助情報の収集に、通信手段確保は絶対に欠かせない「命のツール」でした。

津波をのがれた上階のパソコンを、被災者に無料解放していたかめ七呉服店に、
「情報と通信は人の命を左右します。また、悲惨な状況のこの場所で、人々が集い一杯の温かいお茶で心を癒やす場が必要ではないでしょうか。
かめ七さんの二階を、ネットカフェとして開放してくださいましたら素晴らしい救いの空間になるかもしれませんね。」
四月まだ雪の舞う当時、代表はそう提案をして、一日も早く「みんなが元の生活を取り戻す手助けになったら善いな。」と願っていました。

当時住民の誰もが、満足な食べ物さえ得ることが難しく、30日間もお風呂に入ることが出来ない状態でした。

過酷な災害に遭遇し、家族・友人を喪い、それでも何としても地域と人のつながりの復興を誓った石巻の仲間として、代表とかめ七様は、泥だらけのまま語りあったあの時間をしみじみと回想します。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 11:15:51
*.spmode.ne.jp

今では手に入れる事は不可能な専門書も。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 11:12:44
*.spmode.ne.jp

宝物・石森章太郎直筆サインをご披露してくださるかめ七呉服店ご主人様。

芸術的な誌面とデザインは、現代と比較しても、驚愕するようなハイレベルです。

Re: かめ七オープニングセレモニー - 報告

2012/04/09 (Mon) 11:03:26
*.spmode.ne.jp

カフェは、スタッフが常駐して利用者に対応します。

かめ七呉服店ご主人の貴重なコレクションの雑誌・専門書の閲覧、無線LAN、iPadによる読書・ネットサーフィンが楽しめます。

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