4月8日 ボランティア報告 - さと
2012/04/10 (Tue) 13:44:02
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ボランティア報告
本日は、統一教会様と市民の会との合同作業。
今回も津波で被災し、リフォームを予定されている御宅の室内解体作業を行いました。
こちらの御宅は、津波が天井スレスレまで来ており、流されてきた瓦礫が当たったのか、天井が所々穴が空いている様な状況だったらしい。
こちらの現場には、以前から統一教会の方が入っておられ、大工の指示に従い傷のついていない天井はそのまま残し、傷のついている天井のみを撤去されてありました。
そして今回の作業内容は、残りの天井はがしとボードはがし。そして浴室・トイレのタイル壁も津波や地震の影響で傷ついていた為、そのタイル壁の撤去など。
今回もナカナカやりがいのある作業内容でした。
今回も統一教会の方々のおかげで、とても丁寧な作業を行うことができました。本当にありがとうございます。
Re: 4月8日 ボランティア報告 - 藤田利彦＆ク～たん
2012/04/10 (Tue) 15:00:54
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吉永隊長の「親友」のサトちゃん（本名は遠慮したいという理由）が、市民の会の正式な構成員となってくれたことにより、市民の会のskillは一段と向上しております。大工作業が得意なサトちゃんの参加によって、被災者の住宅リフォーム前の下処理は、さらに上手に処理できるようになってきました。
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今、石巻に展開しているボランティア団体は、減少傾向にあるものの、まだまだ巨大なマンパワーを維持している団体もある。そんな中、「今」被災者の深刻な悩みの一つは「住宅問題」である。リフォームにかかる費用は、１千万円が相場の石巻市。被災者と話し合ってみると、同じ「石巻市の市民」であるにも関わらず「平気で１千万円も請求してくる」大工に対して、被災者からは「怨嗟」の声が聞こえてくる。石巻の大工たちよ。そんなことをしていて良いのか？（こちらも、対抗手段として県外の大工さんに、見積をしてもらった上でのコメントだということを肝に銘じて欲しい）。実際に「１千万円」が必要ですと言われた某被災住宅を、県外の大工さんに見積もり依頼したところ「５００万円を切れるかもしれません」という、驚くべきコメントを頂いた。そして、その県外の大工さんからは「一体、どこを、どのようにすれば１千万円もの請求ができるのか、こちらこそ驚いている」という始末。
石巻に展開しているボランティア団体よ。各自、それぞれ得意分野はある。だから一概には言えないが、しかし、「今」解決すべき深刻な問題の一つは、間違いなく「被災住宅のリフォームを成功させる」ことだ。マンパワーを、被災住宅のリフォーム前の下処理に投下することだ。どこの団体とは言わないが、「男性」ボランティアを複数かかえているのだから、今一度、各団体のボランティア活動の内容を「精査」し、リフォーム前の下処理作業に、男性マンパワーを投下するべし。
私達ボランティア団体が、リフォーム前の下処理を実行すれば、そのぶんだけ大工の請求金額は減額されることになる。１件３０万円の減額とすれば、１０件で３００万円。１００件で３千万円の減額。これも被災者への具体的支援であり「形の見える」支援でもあり、なにより、深みのある被災者救済支援策だと言える。
３千万円でローンを組み、現在支払い中の若夫婦がいる。石巻の大工にリフォーム見積もりを依頼したところ「１千万円」だという。「二重ローンとなるので、無理です」という。そこで市民の会が、県外の大工さんに見積もり依頼したところ「５００万円」と提示した上で「藤田さんたちのボランティアさんたちが、下処理をしてくれれば、さらに５０万円程度の減額も可能かもしれない」ということ。５００－５０万円＝残金４５０万円。そして、「全壊」指定を受けておれば、さらにリフォーム選択の場合は「加算支援金＝１００万円」だから、４５０ー１００万円＝残金３５０万円となる。ここまでくれば「人生の再出発も視野に入ってくる」と施主さんから、大変喜ばれる結果となりました。
石巻に展開しているボランティア団体の皆さん。「本当に」被災者の救済を「主張」するのであれば、このような作業に「注目」しなければいけません。もちろん、ボランティア団体には、それぞれの得意分野があるのだから、全団体が下処理に従事というわけにはいかないけれども、しかし、男性マンパワーを「有効」に活用しようと思うのであれば、リフォーム前の下処理に投下することを、強くお勧めしておく。
サトちゃん、氏家さん、重労働有難うございました。協会の若手の皆さん、ご苦労様でした。